大会のみどころ


2010年11月7日川添将太は一つの伝説を作った。ジャパンオープンTV決勝の敗者復活枠から優勝決定戦に進出した川添は、同じく若手の佐野 芳弘と対決。優勝決定戦のプレッシャーをものともせず、1フレーム目からストライクを重ね続け、2008年の山本勲以来2年ぶりとなるTV決勝のパーフェクトを達成。大きく盛り上がる会場であったが、伝説はここから始まったのである。川添は敗者復活枠からの決勝進出であるため、優勝を決めるには、再優勝決定戦に勝たなければならない。そしてスタートした再優勝決定戦。再びストライクを続ける川添に会場にいる人間すべてが魅入られていった。そして、優勝決定戦スタートから合計24個のストライクを続けた川添は、TV決勝での2回連続パーフェクトという前人未到の伝説を作った。
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ジャパンオープンでTV決勝連続パーフェクトゲームという伝説的偉業を達成した川添が次に挑むのは、全日本選手権。プロの誰もが認め・憧れる最高峰のトーナメントだ。この大会でもプレッシャーをものともせず、並みいる先輩プロを押しのけ、今シーズン2勝目を獲得。そして、2010年度のポイントランキング1位・アベレージランキング1位・賞金ランキング1位になり、史上初のルーキーイヤーで三冠王に輝くという伝説を作り上げた。
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2010年の男子プロボウリング界はまさに川添一色に染まった。そして今シーズン初戦となるラウンドワンカップ2011で川添の真価を問われる2年目がスタートする。昨年大会は決勝ステップラダーに進むも、ベテラン水野に敗北。3位で大会を終えた。2年連続三冠王を狙うならば、当然外せない今大会で川添はどんな投球を私たちに見せてくれるのか!?彼の一球一球に注目をしたい。
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川添の武器は二つ。そのうち一つは低い重心から放たれるコントロール抜群の投球だ。下半身の強さが求められる彼の投球は「サブマリン」と呼ぶにふさわしい。そして、もう一つの武器が、プレッシャーに打ち勝つ彼のメンタル力。アマチュア時代からナショナルメンバーとして活躍した川添は、多くの厳しい経験をし、その中でプレッシャーに打ち勝つ精神力を身につけた。プロに転向しても、その精神力は変わらず、昨年の偉業を達成した最大の要因は彼の精神力ではないであろうか。

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ここ数年ポイントランキング上位の常連となった水野であるが、まだ1度もタイトルを手にしたことがなかった。優勝間近まで進んでも、あと一歩で敗れてしまう。これは、過去のラウンドワンカップでもそうであった。2006年・2007年はラウンドロビンまで進出。2008年はついにステップラダーまで進むも優勝には届かず5位という結果を残した。優勝してもおかしくない実力を持ちながら、勝てなかった水野。だが、タイトルをあきらめない彼についにビッグチャンスが到来した。ラウンドワンカップ2011で水野はステップラダーに2位で進出。あと2勝すれば優勝という格好のポジションだ。そして、3位決定戦はゴールデンルーキー川添奨太と対戦。絶えず安定した投球を見せる水野に対し、初めてステップラダーに進出した川添は5フレ・8フレでスプリットを出してしまう。結局この差がひびき、水野が優勝決定戦に進出した。そして迎えた決勝。相手は韓国の新星チェ・ウォンヨン。予選から決勝まで圧倒的な強さを見せるチェの勢いを止めるのは難しいというのが会場の大方の予想であった。だが、結果は違う。決勝のレーンコンディションに合わせることができないチェに対し、ストライクは続かないが、堅実な投球を続ける水野。ともに勝てば初勝利であったが、勝利への執念の差が、そのまま結果につながった。195VS157でチェをくだし、見事水野は初優勝を飾る。念願の勝利に彼の家族をはじめ、ギャラリーも涙に濡れた。
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水野の特徴は自身がこだわり続けているアメリカンスタイル。その象徴が彼の独特のフォーム「トルネードスロー」である。全身を使った豪快なボールは、大きくフックし、ピンを激しく弾き飛ばす。ダイナミックさと緻密なコントロールが融合した水野のトルネードスローで前人未到のラウンドワンカップ2年連続制覇を目指す!

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2005年のデビュー以来6年間でポイントランキング1位が4回、2位が1回、5位が1回という輝かしい記録を持つ山本勲。昨年大ブレイクした川添奨太同様アマチュア時代はナショナルチームで活躍した、ボウリング界のエリートである。タイトルも12勝を挙げ、準永久シード権※を早くも獲得している。2007年・2008年には2年連続三冠王に輝き、さらに2008年のジャパンオープン優勝決定戦では、パーフェクトゲームを達成。昨年はポイントランキング5位と自己ワーストの順位ではあったが、優勝1回を挙げるなどコンスタンスに結果を出しており、現時点で彼が日本一のサウスポーであることは誰もが認めている。
※準永久シード権…JPBA公認トーナメントにて10勝以上のプロに与えられる権利。前年のランキングにかかわりなく、すべてのJPBA公認トーナメントの選抜大会に出場することができる権利。
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山本はデビューイヤーにポイントランキング1位を獲得。対する川添はその上を行くデビューイヤーでの三冠王に輝いた。そして、山本は2008年ジャパンオープンの優勝決定戦でパーフェクトを達成。しかし川添はここでもその上を行く、優勝決定戦・再優勝決定戦連続パーフェクトを達成。山本の記録を川添が上回っている。印象はあるが、今までの実績でいえば、当然12勝を挙げている山本の方が上である。 これからのボウリング界を背負って立つであろうこの二人の今年最初の対決がラウンドワンカップで繰り広げられる。右の川添・左の山本、いったい勝ち残るのはどちらか。今大会で最も注目すべき対決であることは間違いない。
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山本の最大の武器は、すべてのスキルがプロの中でもトップクラスであることだ。特に注目いただきたいのは、スウィングスピード。彼のボールのパワーの源となるその高速スウィングは、日本最高峰のプレイヤーでしか見せることのできない至高のパフォーマンスである。また、数々の勝負に打ち勝ってきた、







2006年に第1回大会を行って以来、計5名のラウンドワンカップ王者が誕生した。その5名の王者のみが、2度目の戴冠という前人未到の栄誉に挑戦できるのだ。その中でもすでに触れた水野を除く今年のシード権を獲得した二人のプレイヤーに注目したい。まずは、ラウンドワンカップ初代王者に輝いた、ベテラン大澤義樹。昨年もSAP埼玉オープンを制し、衰えを全く見せることがない。ベテランらしいテクニックに加え、一度火がつくと誰にも止められい自身の調子の波に乗ることができれば、おのずと2度目の戴冠が見えてくるに違いない。続いて、2009年度大会を制した九州男児・玉井慎一郎。安定した投球に加え、数々の経験から得たメンタリティを武器に、ラウンドワンカップ2009を制した。特に優勝決定戦で記録したスコア「290」は歴代のステップラダーの中でもトップの記録である。 国内最高賞金がかかっているだけに2度目の戴冠は他のトーナメントよりも難しいラウンドワンカップ。果たして、彼らはもう一度 あの優勝カップを手にすることができるのか注目しよう。



