SDGs・ESGへの取り組み
店舗運営における省エネとお客様の快適性の両立を実現すべく、ダイキン工業(株)様と共同での取り組みを進め、空調における電力デマンドコントロール体制の構築などにより『多店舗型アミューズメント施設での快適性を維持した持続的な省エネ実践』として2019年省エネ大賞を受賞しました。以降も関係会社様と環境課題をクリアすべく、様々な取り組みを進めております。
2023年より、過ごしやすい快適な環境の提供および省エネを目的に、自動監視システムでの空調管理を開始しており、より一層電力使用量の削減に取り組んでおります。
店内照明にとどまらず、クレーンゲーム機やメダルゲーム機の照明に至るまで、積極的な切替を促進し、当社2023年3月期の実績に対し2015年度比較で約18%の使用電力の削減を進めました。
上記取り組みなどをすすめることにより会社全体で2009年度比較で、約23%(エネルギー使用に係る原単位)の使用エネルギー削減を達成しております。
専門業者による廃油処理の実施や産業廃棄物としての取り扱いを徹底し、排水の質の管理に努めております。排水に限らず、水の使用量についても従来より見直しを行っており、水量自動調整機械の設置、節水バルブの設置などを実施し、節水に努め、2023年3月期の実績に対し、2015年度比較で約30%の節水を達成しております。
※2 2021年3月期と2022年3月期については、新型コロナウイルス感染症の影響による休業や時短営業等があったため使用量の推移から除いております。
一般的なごみの分別やリサイクル品の使用は当然の取り組みとして、経年劣化したアルバイトユニフォーム(ポロシャツ、スラックス、キュロット)をマテリアルリサイクル(※注1)を通して資源の再活用を行っており、全店で年間約410㎏を回収し、車のクッション材に変換しました。
また、カラオケキッチン内のフライヤーから排出される廃油は専門業者により回収され、従業員用の手洗い石鹸として毎月、店舗に納品しています。今後も店舗から排出される様々な廃棄物をリサイクル、リユースできないか検討して参ります。
※注1:マテリアル(物)からマテリアル(物)へと再利用(リサイクル)すること
全国38都道府県にて合計100店舗の運営(2024年6月現在)を行っており、お客様の年間来場は延べ3,000万人、従業員は合計10,000人を超え、地域にお住まいの皆様へ、ラウンドワンでしかできない楽しさの提供と、ラウンドワンだからできる雇用創出をもって地域活性化に努めております。今後も地域にとってなくてはならない企業であるべく、地域貢献を続けて参ります。
また各店舗において、社会見学や職場体験を提供する地域キャリア教育支援活動、お子様にも安心して遊んで頂けるよう「こども110番運動」への全店加盟の推進、天災時の一時避難場所として店舗施設の提供を実施しております。
2005年より手軽にあらゆるスポーツを体験できる施設「Spo-cha」を開始。野球やサッカーなどはもちろん、普段体験できないようなスポーツアクティビティを提供しています。
多くの子供たちが「初めてのスポーツ」をラウンドワンで体験し、体を動かす楽しさを幼少期に経験することは子供たちの将来の健康につながると考えています。
また、幼年期にたくさんのスポーツを体験することで、子供たちのスポーツへの無限の可能性を広げ、また運動を通して体力づくりの一旦を担うべく、適切な施設運営を続けて参ります。
エントランスからレーンまで段差のないボウリング設備を設置しております。
また、障がいをお持ちの方もボウリングを楽しんでいただけるよう、投球用スロープの設置やバンパーレーン(ノンガターレーン)を設置し、幅広い層のお客様に笑顔と健康とコミュニケーションの場の提供につとめております。
性別によって従業員の労働環境に差がでないよう、平等化・公平化を進めて参りました。年齢・性別・役職に関係なく、様々な店舗の運営社員で構成された労務改善委員会では、具体的な課題を元に、平等な労働環境となるよう改善に取り組んでおります。また各部署より委員を選任したMake a Chanceプロジェクトチームでは、女性の働き方改革を中心に働き方改革を進め、これまでに様々な制度や施策を実施してきました。
今後も従業員だけでなくお客様も含めて誰もが性別により差別や区別を受けない社会の実現に貢献していきます。
当社グループはサステナビリティを経営の重要課題の一つと位置付け、経営を通じたサステナビリティの推進に率先して努める。 サステナビリティの推進は社会共通の使命であり、かつ重要な成長機会であるととらえる。