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SDGsへの対応

SDGsは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連で採択された国際目標です。2030年までに17の目標と169のターゲットを達成し、「誰一人取り残さない」社会を実現すべく、世界中で取組が進められています。

ラウンドワンにおいても、従来よりエネルギー・水資源問題への対策を中心に下記の対応を行い、環境に配慮しながら安心・快適なサービスの提供に努めてまいりました。 今後も、各SDGs目標達成に向け、より積極的な対応を検討・実施してまいります。

エネルギー問題への取組

省エネの促進

■資源エネルギー庁長官賞

店舗運営における省エネとお客様の快適性の両立を実現すべく、ダイキン工業(株)様と共同での取り組みを進め、空調における電力デマンドコントロール体制の構築などにより『多店舗型アミューズメント施設での快適性を維持した持続的な省エネ実践』として2019年省エネ大賞を受賞しました。

■LED照明への切替などによる使用電力の削減

店内照明にとどまらず、クレーンゲーム機やメダルゲーム機の照明に至るまで、積極的な切替を促進し、当社2020年の実績に対し2015年度比較で約15%の使用電力の削減を進めました。
上記取り組みなどをすすめることにより会社全体で2009年度比較で、約20パーセント(エネルギー使用に係る原単位)の使用エネルギー削減を達成しております。

※単位面積当たりのエネルギー使用量参考数値は一般財団法人省エネルギーセンター「ビルの省エネルギーガイドブック2021」9ページより 当社加工にて作成

水資源の問題に対する対策

当社施設は、ホテルや飲食店と比べ、水の使用は少ない傾向にありますが、従来より下記対策を実施しております。

■排水管理による環境への配慮

専門業者による廃油処理の実施や産業廃棄物としての取り扱いを徹底し、排水の質の管理に努めております。

■節水のための取り組み

水量自動調整機械の設置、節水バルブの設置などを実施し、節水に努め、2015年比較で約15%の節水を達成してります。(当社2020年度比)

■削減状況

地域社会への貢献

小中学生を対象とした社会見学や職場体験を提供する地域キャリア教育支援活動や、「子供110番」運動への加盟を行う一方で、津波などの大規模災害発生時の一時避難場所として店舗施設を提供するなど、地域社会への貢献に努めております。

その他ユニバーサルデザインによるサービスの提供

全店で、エントランスからレーンまで段差のないボウリング設備を設置しております。また、障害を持つ方もボウリングを楽しんでいただけるよう、投球用スロープの設置や子供向けバンパーレーン(ノンガーターレーン)を設置し、幅広い層のお客様に笑顔と健康とコミュニケーションの場の提供につとめております。

マテリアルリサイクル(アルバイトユニフォームの再活用)

2022年度より、経年劣化したアルバイトユニフォームをマテリアルリサイクル(※注1)を通して資源の再活用を行っております。
実績は全店で410㎏の回収され、車のクッション材に変換されました。
次年度もSDGsの観点から同様の活動を継続して参ります。

※対象品は、ポロシャツ・スラックス・キュロット
※注1:マテリアル(物)からマテリアル(物)へと再利用(リサイクル)すること

ガバナンス

「サステナビリティ基本方針」の下、経営から独立したサステナビリティ諮問委員会の意見を参考に、サステナビリティ対応を検討・推進する組織体制としております。「世界中の全ての人々を笑顔にしつづける」ための活動を進めてまいります。

ラウンドワンサステナビリティ基本方針(抜粋)
当社グループはサステナビリティを経営の重要課題の一つと位置付け、経営を通じたサステナビリティの推進に率先して努める。 サステナビリティの推進は社会共通の使命であり、かつ重要な成長機会であるととらえる。